ヤブカンゾウ〈薮萱草/別名オニカンゾウ〉(ユリ科 ワスレグサ属) 花期は6〜8月。
道ばたや土手、林のふちなどに多い花茎の高さ80〜100cmの多年草。
葉は多数、長さ40〜60cm、幅2.5〜4cmの広線形で、ほとんどが根元に集まってつく。 橙赤色で直径約10cmの花が花茎の先に数個つく。
花は八重咲きで、雄しべは全部または一部花弁化する。果実はできない。
【雄しべが見えない花】
09.7.9 撮影
「花は八重咲きで、雄しべは全部または一部花弁化する」
【雄しべがある花】
09.7.16 撮影
【今日見つけた花は】
09.7.27 撮影
【一重咲きで花被片は6個】
09.7.27 撮影
【雄しべは8個以上確認できます】
09.7.27 撮影
見つけた時、秋吉台で確認されていないノカンゾウかと思いましたが、
「ノカンゾウは、ヤブカンゾウより花が小さくめで花筒が細くて長い、雄しべ6本」
加えてこの花には、花弁状になりかけに見える雄しべがあるので、奇形のヤブカンゾウと。
この花はこの株の最後の花なので他の花がどうなのか分かりません。
来年の楽しみがまた1つできました。
今日午後から、29日に森の案内人を務める相棒の案内人さんと二人でコースの下見をする予定で、秋吉台を11時半に出るつもりで歩いていたら担当職員さんから「セラピーロードは大丈夫でしたが山口市内の各地で豪雨により被災した家庭が多いので、今週の交流センター関係の案内は全て中止します」と、携帯に連絡が入りました。
久しぶりの撮影日和なので疲れるまで歩き、午後4時前に植竹交差点に来たら、国道435号線は地滑りのため、12キロが全面通行止め。
わが家まであと20キロのところ、小郡経由で26キロ車を走らせて帰りました。
テレビのニュースを見て、「当分復旧しないだろうな」と。
明日から秋吉台往復に12キロ多く走ることになりますが、 崩落の時に現場を走っていなかった幸運を喜ぶことにしました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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