7月28日 スズメノコビエ |
スズメノコビエ〈雀の小稗〉(イネ科 スズメノヒエ属) 花期は8〜10月。 暖地の日当たりのよい草原に多い多年草。 基部で多く分枝して束生、高さ30〜90cm、ときどき非常に大きな株になる。 葉は長さ15〜25cmの線形で鞘とともに無毛、鞘口にだけ長い毛がある。 花序は長さ5〜15cmの中軸に2〜10個の枝を総状につけ、枝の長さは3〜10cm。 小穂は広楕円形で長さ2〜2.5mm、先は円くほとんど無毛、成熟すれば銹褐色を帯びる。 【B葉は無毛です】 (スズメノヒエの葉は毛が密生する) 【Bを拡大しました】 「鞘とともに無毛、鞘口にだけ長い毛がある」 【Bを拡大しました】 「小穂は広楕円形で長さ2〜2.5mm、先は円くほとんど無毛」 「小穂はスズメノヒエではややまばらについているが」 【スズメノコビエはそれより密についている】 (スズメノヒエの小穂は平らな面を外に、ふくらんだ面を内側に向けている) * * * * * * * おまけの花 * * * * * * * 【ムカゴソウをほかの場所で2株見つけました 】 2005年から見てきた場所とはカルストロードを隔てた、標高は同程度の草原です。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 三脚を重く感じて「きょうは、いいや」と、持たずに歩いたところスズメノコビエを見つけました。 手ぶれしないように腋を締めて一生懸命撮ったものの、拡大してみるとぼんやりした画像ばかりでしたが、きょうはこれしかないので書くことにしました。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |