ヤブガラシ〈薮枯らし/別名ビンボウカズラ〉(ブドウ科 ヤブガラシ属) 花期は6〜8月。
地下茎を長く伸ばし、やぶを枯らすほど盛んに繁茂することによる。
手入れの悪い貧乏くさいところに繁茂するので貧乏蔓ともいう。
畑ややぶ、荒れ地などに普通に生えるつる性の多年草。
葉は長い柄があって、5〜7小葉からなる鳥足状複葉。頂小葉は長さ4〜8cmの狭卵形。
花は直径約5mm。萼は退化、花弁は緑色で4個、雄しべ4、雌しべ1よりなるが、
開花後間もなく花弁と雄しべは散り落ち、あとに雌しべと、その子房を取り巻く花盤が残る。
花盤は初め黄赤色、のちに淡紅色に変わる。
果実は直径1cm、黒く熟すが、虫えいになることが多い。
【@を拡大しました − 晴天下では午前中に花弁は落ちてしまいます】
12.7.25 撮影
【A花は直径約5mm。花弁は緑色で4個、雄しべ4、雌しべ1】
12.7.25 撮影
「開花後間もなく花弁と雄しべは散り落ち、あとに雌しべと、その子房を取り巻く花盤が残る」
【Aを拡大しました − 花弁は緑色で4個、雄しべ4、雌しべ1】
12.7.25 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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