7月26日 ホンゴウソウ


今年は、小さいけれど、たくさん出ました。
撮影に気を取られて踏まないように、くれぐれもご注意下さい。

【@】
12.7.26 撮影

       ホンゴウソウ〈本郷草〉(ホンゴウソウ科 ホンゴウソウ属) 花期は7〜9月。
      暗い林の下の枯葉の間に生える多年生の腐生植物。
      茎は高さ3〜8cm、細く直径0.3〜0.4mm、分枝する。
      葉は鱗片状、被針形、長さ1.5mm。
      総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく。
      花柄は糸状で長さ約3mm。
      雄花は直径約2mm。花被は6裂し、裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、
      他の3個は小さい。
      雄しべは3個で、大きい方の花被片と対生する。
      雌花は直径約1.5mm、心皮は多数あって離生し、球状に集まっている。
      花柱は各心皮の腹面の上部につき糸状、長さ2/3mm。
      果実は、多数の心皮が集まった集合果で、直径約
2mm。
    
  [山口県絶滅危惧TA類]

          【@を拡大しました − 総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく
                         12.7.26 撮影
                【@を拡大しました − 雌花は直径約1.5mm
                         12.7.26 撮影
               「心皮は多数あって離生し、球状に集まっている」
                    この株の雄花は、まだ蕾です。

                      【A雄花が写っている株を】
                         12.7.26 撮影
                 【Aを拡大しました − 雄花は直径約2mm
                         12.7.26 撮影
           「花被は6裂し、裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、
           他の3個は小さい。
           雄しべは3個で、大きい方の花被片と対生する」

                                 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。