ホンゴウソウ〈本郷草〉(ホンゴウソウ科 ホンゴウソウ属) 花期は7〜9月。 暗い林の下の枯葉の間に生える多年生の腐生植物。 茎は高さ3〜8cm、細く直径0.3〜0.4mm、分枝する。 葉は鱗片状、被針形、長さ1.5mm。
総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく。 花柄は糸状で長さ約3mm。
雄花は直径約2mm。花被は6裂し、裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、 他の3個は小さい。 雄しべは3個で、大きい方の花被片と対生する。
雌花は直径約1.5mm、心皮は多数あって離生し、球状に集まっている。 花柱は各心皮の腹面の上部につき糸状、長さ2/3mm。 果実は、多数の心皮が集まった集合果で、直径約2mm。
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました − 総状花序の上部に雄花、下部に雌花がつく】
12.7.26 撮影
【@を拡大しました − 雌花は直径約1.5mm】
12.7.26 撮影
「心皮は多数あって離生し、球状に集まっている」
この株の雄花は、まだ蕾です。
【A雄花が写っている株を】
12.7.26 撮影
【Aを拡大しました − 雄花は直径約2mm】
12.7.26 撮影
「花被は6裂し、裂片のうち3個は大きく卵状被針形で長さ1mm、
他の3個は小さい。
雄しべは3個で、大きい方の花被片と対生する」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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