ワルナスビ Solanum carolinense 〈悪茄子/別名オニナスビ・ノハラナスビ〉 (ナス科 ナス属) 花期は6〜10月。
荒れ地や路傍に生える多年草。
茎は分枝して斜上し、高さ30-70cm、
小さな星状毛が散生するか、長毛と星状毛とを混生し、
まばらに黄色の鋭い刺がある。 葉は互生、葉柄や葉身の脈上にまばらに鋭い刺がある。
葉身は卵形〜卵状長楕円形、長さ6-12cm、先は尖り、基部は切形〜くさび形、
左右がやや不揃い、2〜4個の大型の鋸歯があり、両面に星状毛が生える。
6〜9月、枝先に長さ6-11cmの花序を伸ばし5〜15個の花を散房状につけるが、
仮軸分枝するため花序は腋生するように見える。 花序軸には長毛と星状毛が散生し、まばらに刺が生える。
花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、長さ約1cm、径約2cm。
液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ。
原産地:北アメリカ。
メモ:刺が鋭いため、畑や牧草地の害草として知られる。
花が白色のものがあり、シロバナワルナスビ forma albiflorum Benk.という。
− 「日本の帰化植物」 −
【@を拡大しました −液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ】
22.2.8 撮影
【A歩けないほどの荒れ地にはなっていませんが、目に付くのはワルナスビの液果だけです】
22.2.8 撮影
【Aを拡大しました −液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ】
22.2.8 撮影
【B茎は分枝して斜上し、高さ30-70cm、小さな星状毛が散生するか】
22.2.8 撮影
【Bを拡大しました −長毛と星状毛とを混生しまばらに黄色の鋭い刺がある】
22.2.8 撮影
* * * * * * * こんな時もありました* * * * * * *
【C枝先に長さ6-11cmの花序を伸ばし5〜15個の花を散房状につけるが】
20.7.12 撮影
【Cを拡大しました −仮軸分枝するため花序は腋生するように見える】
20.7.12 撮影
「花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、長さ約1cm、径約2cm」
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現在、2022年「美祢旅」の、私が行うコースを考え中で、
今日は歩き始めて間もなく雨になり、風まで出てきましたが、ひるむことなく予定を貫徹しました。
次回は、地獄台を歩こうと・・・。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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