2022年 2月8日  ワルナスビ



【@牛の放牧場跡地に来てみたら、ワルナスビの果実がたくさん目につきました】
22.2.8 撮影

          ワルナスビ Solanum carolinense 〈悪茄子/別名オニナスビ・ノハラナスビ〉
                                 (ナス科 ナス属) 花期は6〜10月。
         荒れ地や路傍に生える多年草。
         茎は分枝して斜上し、高さ30-70cm、
         小さな星状毛が散生するか、長毛と星状毛とを混生し、
         まばらに黄色の鋭い刺がある。
         葉は互生、葉柄や葉身の脈上にまばらに鋭い刺がある。
         葉身は卵形〜卵状長楕円形、長さ6-12cm、先は尖り、基部は切形〜くさび形、
         左右がやや不揃い、2〜4個の大型の鋸歯があり、両面に星状毛が生える。
         6〜9月、枝先に長さ6-11cmの花序を伸ばし5〜15個の花を散房状につけるが、
         仮軸分枝するため花序は腋生するように見える。
         花序軸には長毛と星状毛が散生し、まばらに刺が生える。
         花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、長さ約1cm、径約2cm。
         液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ。
         原産地:北アメリカ。
         メモ:刺が鋭いため、畑や牧草地の害草として知られる。
            花が白色のものがあり、シロバナワルナスビ forma albiflorum Benk.という。
        
          − 「日本の帰化植物」 −  

【@を拡大しました −液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ
22.2.8 撮影
                                 
【A歩けないほどの荒れ地にはなっていませんが、目に付くのはワルナスビの液果だけです】
22.2.8 撮影

【Aを拡大しました −液果は球形、径約1cm、橙黄色、多数の種子をもつ
22.2.8 撮影

【B茎は分枝して斜上し、高さ30-70cm、小さな星状毛が散生するか
22.2.8 撮影

【Bを拡大しました −長毛と星状毛とを混生しまばらに黄色の鋭い刺がある
22.2.8 撮影

* * * * * * * こんな時もありました* * * * * * *

【C枝先に長さ6-11cmの花序を伸ばし5〜15個の花を散房状につけるが
20.7.12 撮影

【Cを拡大しました −仮軸分枝するため花序は腋生するように見える
20.7.12 撮影
「花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、長さ約1cm、径約2cm」

 現在、2022年「美祢旅」の、私が行うコースを考え中で、
 今日は歩き始めて間もなく雨になり、風まで出てきましたが、ひるむことなく予定を貫徹しました。
 次回は、地獄台を歩こうと・・・。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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