ワルナスビ Solanum carolinense 〈悪茄子/別名オニナスビ・ノハラナスビ〉
(ナス科 ナス属) 花期は6~10月。
刺が多く始末に困る害草であることから、この名がある。
北アメリカ原産の多年草。
茎は分枝して斜上し、高さ30-70cm、
小さな星状毛が散生するか、長毛と星状毛とを混生し、
まばらに黄色の鋭い刺がある。
葉は互生、葉柄や葉身の脈上にまばらに鋭い刺がある。
葉身は卵形~卵状長楕円形、長さ6-12cm、先はとがり、基部は切形~くさび形、
左右がやや不揃い、2~4個の大型の鋸歯があり、両面に星状毛が生える。
枝先に長さ6-11cmの花序を伸ばし5~15個の花を散房状につけるが、
仮軸分枝するため花序は腋生するように見える。
花序軸には長毛と星状毛が散生し、まばらに刺が生える。
花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、長さ約1cm、直径約2cm。
液果は球形、直径約1cm、橙黃色、多数の種子をもつ。
【②茎は小さな星状毛が散生するか、長毛と星状毛とを混生、まばらに黄色の鋭い刺がある】
17.6.6 撮影
【③枝先に花序を伸ばし5~15個の花を散房状につけるが、仮軸分枝するため花序は腋生に見える】
17.6.6 撮影
【③を拡大しました - 花冠は淡紫色、杯形で深く5裂し、直径約2cm】
17.6.6 撮影
白色に見えましたが、拡大すると淡紫色と言った方は良いと思い、ワルナスビにしました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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