ウツギ Deutzia crenata〈空木/別名ウノハナ〉(アジサイ科 ウツギ属)
花期は5〜6月。
枝の中心が中空なので空木の名がついた。
日当たりのよい山野に生える落葉低木。株立ちで高さ1-3mになる。
葉は対生。
葉身は長さ4-9cmの楕円形〜卵状被針形で、ふちには微細な鋸歯がある。
枝先に円錐花序を出し、白色の花を多数下向きにつける。
花弁は5個、長さ1-1.2cmの長楕円形〜倒披針形、外側に星状毛が散生する。
雄しべは10個、花弁よりやや短い。
花糸の両側には翼があり、上部は広がって、先端は歯牙状に鋭く突出する。
花柱は3〜4個、花弁とほぼ同長。
刮ハは直径4-6mmの球形で、先端は少しくぼみ、花柱が残る。
熟すと3〜4裂する。
【@を拡大しました】
17.5.29 撮影
【A枝先に円錐花序を出し、白色の花を多数下向きにつける】
17.5.29 撮影
【Aを拡大しました − 雄しべは10個、花弁よりやや短い】
17.5.29 撮影
【B枝先に円錐花序を出し、白色の花を多数下向きにつける】
13.5.31 撮影
【Bを拡大しました − 花糸の両側には翼があり、上部は広がって、先端は歯牙状に鋭く突出する】
13.5.31 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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