4月20日 これ、アブラナ科の帰化植物と思われますが・・・ |
ウスユキナズナ〈薄雪薺〉(アブラナ科 ウスユキナズナ属) 花期は2月〜4月。 [原産地]ヨーロッパ。北アメリカに帰化。 [渡来]2000年に笈田一子によって北海道門別町で発見され、五十嵐博が新和名とともに報告し。 [メモ]全体に星状毛を密生して緑白色を帯び、花弁が2裂する特徴がある。 「日本の帰化植物」(平凡社)に、以上の記述があるだけですが、特徴に合致しているし、ほかに探し当てられないので、名前をウスユキナズナで記録しているアブラナ科の草本です。 【@を拡大しました】 【@の場所で】 【@の場所で】 【Aカルストロード沿いの別の場所で − @と100mくらい離れています】 ここでは1株だけでした。 【上の画像を拡大しました】 これまでに、 1, 駐車場のへりで100株以上の多数、2,道端の草地で約20株、3,道端の草地で10株、 そして今日の4株、気にしないでいれば「栄養失調のナズナ」と見過ごしてしまいそうな小さな草本です。 一体、これは何なのでしょうか?私が名付けるとしたら「シロバナイヌナズナ」と思い、ネットで検索したところ、エゾイヌナズナの別名で、全然違った植物でした。 * * * * * おまけ* * * * * 【キビシロタンポポ − 同じカルストロード沿いで、1株見つかりました】 平日でもかなりの車が行き交うカルストロードを、長者ヶ森駐車場〜烏帽子林道入口まで歩いて往復するということは、こんな調査がない限り考えられません。 私の班の人たちは、調査に大分慣れてきて、「そろそろ、またオランダが出そうだよ」「また、あったー!」などと、大体分布状態が読めてきたし、葉だけでも何者か分かるようになって、きついけれど、それなりに勉強になっているようです。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |