6月11日 ウスギムヨウラン 


【@初めて見つけたのは2006年、今年も6株開花しました】
   10.6.11 撮影
花期が個体間にばらつきがありますので、今年ももっと沢山咲くと思います。
   
       ウスギムヨウラン〈薄黄無葉蘭〉(ラン科 ムヨウラン属) 花期は6月。
     暖温帯の林床に生育する腐生ラン。
     ムヨウランに比べ、花が小さく、あまり開かず、唇弁の縁に毛があることが区別点。
     花期はムヨウランより少し早い。
     茎は高さ約20cm、先端に5個前後の花をつける。花は淡褐色で長さ約1.2cm。
     唇弁は倒卵形で、蕊柱の基部と癒合し、先端近くは浅く3裂する。
     唇弁のふちには短毛、上部には長毛が密生する。 


   
                   【@を拡大しました】        
 10.6.11 撮影
花は淡褐色で長さ約1.2cm。あまり開かない

今年3月の大雪で倒木が多く、この個体の場所は日当たりが良くなっています。
この個体だけ花がよく開いているのは、そのためでしょうか?


【@を別の角度から】  
10.6.11 撮影
唇弁は倒卵形で、蕊柱の基部と癒合し、先端近くは浅く3裂する

@とは別の、ピントが合っていた2個体を
10.6.11 撮影
ここは日が照っている日中なのに薄暗く、isoを400に上げて撮りました。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。