ウスベニチチコグサ Gnaphalium purpureum (キク科 ハハコグサ属)
花期は 4~7月。
空き地や芝生に生える一年草または越年草。高さ15-40cm。
茎は単純または基部で分枝する。
葉はへら形、長さ3-4.5cm、鋭頭、基部は次第に細くなって翼になり、
柄はなく、質がやや厚く、表面は綿毛が少なく、
裏面は白い綿毛が密に合って白い。
茎につく葉は10~18個で、斜上する。
花期は4~8月。
頭花は長さ4-5mm、先端付近の苞葉の腋に固まってつき、
上部の長い葉に隠れるように咲く。
総苞片は先端が鋭く尖る。
総苞外片は鮮やかなバラ色で、白い綿毛があり、先端は鋭く尖る。
痩果は長楕円形、長さ約0.3mm、冠毛は長さ約3mm。
本州(関東以西)~九州に分布し、特に九州にはふつうに見られる。
原産地:北アメリカ
渡来:茨城県柿岡町(現八郷町)で鶴岡猷が1933年に採集した標本が
もっとも古いようである。
- 「日本の帰化植物」 -
【①を拡大しました -茎につく葉は10~18個で、斜上する 】
21.5.10 撮影
【②頭花は長さ4-5mm、先端付近の苞葉の腋に固まってつき】
21.5.10 撮影
「上部の長い葉に隠れるように咲く」
【②を拡大しました - 総苞外片は鮮やかなバラ色で、白い綿毛があり、先端は鋭く尖る】
21.5.10 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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