2021年 5月10日  ウスベニチチコグサ



【①今年の開花確認は⒋月24日、家族旅行村ミニ植物観察園で、この個体でした】
21.5.10 撮影

          ウスベニチチコグサ Gnaphalium purpureum (キク科 ハハコグサ属) 
                                          花期は 4~7月。
         空き地や芝生に生える一年草または越年草。高さ15-40cm。
         茎は単純または基部で分枝する。
         葉はへら形、長さ3-4.5cm、鋭頭、基部は次第に細くなって翼になり、
         柄はなく、質がやや厚く、表面は綿毛が少なく、
         裏面は白い綿毛が密に合って白い。
         茎につく葉は10~18個で、斜上する。
         花期は4~8月。
         頭花は長さ4-5mm、先端付近の苞葉の腋に固まってつき、
         上部の長い葉に隠れるように咲く。
         総苞片は先端が鋭く尖る。
         総苞外片は鮮やかなバラ色で、白い綿毛があり、先端は鋭く尖る。
         痩果は長楕円形、長さ約0.3mm、冠毛は長さ約3mm。
         本州(関東以西)~九州に分布し、特に九州にはふつうに見られる。
         原産地:北アメリカ
         渡来:茨城県柿岡町(現八郷町)で鶴岡猷が1933年に採集した標本が
             もっとも古いようである。
          - 「日本の帰化植物」 -
         

【①を拡大しました -茎につく葉は10~18個で、斜上する
21.5.10 撮影
                                 
【②頭花は長さ4-5mm、先端付近の苞葉の腋に固まってつき
21.5.10 撮影
「上部の長い葉に隠れるように咲く」

【②を拡大しました - 総苞外片は鮮やかなバラ色で、白い綿毛があり、先端は鋭く尖る
21.5.10 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1~5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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