ウシクサ Schizachyrium brevifolium〈牛草〉
(イネ科 ウシクサ属) 花期は8〜10月。
山野の湿地や草地に生える高さ15-40cmの1年草。
茎は基部からよく分枝する。
葉はやわらかく、長さ2-4cm、幅2-5の線形で、両端とも円みがある。
茎の上部にやや多数の小穂が集まった線形の穂をつける。
穂は長さ1-2cmで、柄の基部は鞘状の苞に包まれている。
小穂は節に2個ずつつくが、
1個は退化して柄と長さ約3mmの短い芒だけになっている。
結実する小穂は長さ約3mmで柄はない。
両性小花の外花穎の先は2裂し、その間から長さ約8mmの芒が突き出る。
【@を拡大しました − カルストロードわき、マツバニンジン近くで】
17.9.24 撮影
【Aこの高さは15cmほど】
17.9.24 撮影
【Aを拡大しました − 茎の上部にやや多数の小穂が集まった線形の穂をつける】
17.9.24 撮影
【Aを拡大しました − 小穂は節に2個ずつつくが】
17.9.24 撮影
「1個は退化して柄と長さ約3mmの短い芒だけになっている」
真面目に開花確認はしてきましたが、10年ぶりの更新で、これが2回目の日記です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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