ウラジロイカリソウ〈裏白碇草〉(メギ科 イカリソウ属) 花期は4月。
トキワイカリソウの葉の裏面に微伏毛が多くあるもので、分布はトキワイカリソウと同様である。
トキワイカリソウ〈常磐碇草〉 山地の木陰に生える多年草。
根出葉が冬にも枯れないで翌年まで残り、2回3出で小葉は大きく長さ6〜12cm、
卵状披針形、先は長鋭尖となり、基部はゆがんだ矢じり形か心形、ふちに刺毛がある。
花は総状花序または複総状花序につき、紅紫色。
花弁は長い距があり、長さ16〜22mm。
分布:中国地方・近畿地方の中部と北部・中部地方の北部
【A冬の寒さが厳しく、その後雨が多かった今年の気候がお気に入り?】
12.4.18 撮影
【B今年は多くの株に花が咲きました】
12.4.18 撮影
【Bを拡大しました下側の花序】
12.4.18 撮影
【C − Bの上側の花序です】
12.4.18 撮影
【D足元の小さな株にも花が咲いていました】
12.4.18 撮影
ハンドブック『秋吉台で出会った花』を出版してから、植物の生育地の問い合わせをされる方がありますが、絶対に教えられないものの1つがウラジロイカリソウです。
ほかにも、エビネ・ベニバナヤマシャクヤク・ウスギムヨウラン・エゾニガクサ・ヤサカブシ・タカネハンショウヅル・キクアザミなど・・・。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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