2021年 1月29日  ウラジロチチコグサ


長登で昨日開花確認しましたが、帰宅後、日記にないことが分かったため、
保存していた花盛りの頃の画像を使って、とりあえず書きます。



【@保存していた画像から、花盛りの頃を − 長者ヶ森駐車場から真名ヶ岳方向への遊歩道上で】
17.4.30 撮影

        ウラジロチチコグサCamochaeta coarctata.〈裏白父子草〉
                      (キク科 チチコグサモドキ属) 花期は 1〜12月。
      南アメリカ原産の多年生草本。
      オーストラリアを含めた新旧大陸に帰化している。
      茎は基部から横に分岐して叢生し、高さ80cmほどになる。
      また、短いストロン(匍匐茎)で分株を生じる。
      葉の表面には毛が少ないが、葉の裏や茎に密着した白毛を布き白い。
      茎に着く葉の縁は波打つ。
      頭状花は茎の上部に集まり、直径4mmほどで、
      総苞片は光沢のある黄緑色。
      冠毛は葯13本あり、痩果から容易に外れる。
      花期は夏。本属の帰化植物の中では最も遅くまで花を着けている。
      昭和40年代後半に知られるようになった。
      関東地方から九州地方にかけて急速に分布を広げ、東北全域に侵入しつつある。
       − 「日本帰化植物写真図鑑」 −

      総苞は中央部から先が急に細くなること、葉の幅が広いことなどはチチコグサモドキに似るが、
      頭花は穂状に集まり、
      下方の葉は基部から先までほとんど幅が変わらず、先がまるく、
      葉の上面はほぼ無毛で緑色、下面はねた綿毛におおわれて純白なので、よく見分けがつく。
       − 検索入門野草図鑑「たんぽぽの巻」 −  
         
         

【A 高さは30cmほどです】
17.4.30 撮影
                                 
【B】
17.4.30 撮影

【C頭花は穂状に集まり、葉の裏や茎に密着した白毛を布き白い
17.4.30 撮影

【Cを拡大しました − 葉の上面はほぼ無毛で緑色、下面はねた綿毛におおわれて純白
17.4.30 撮影
「茎に着く葉の縁は波打つ

【Cを拡大しました − 総苞は中央部から先が急に細くなる
17.4.30 撮影


 ウラジロチチコグサは、数は多くありませんが、あちこちの駐車場そばで見かけます。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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