10月10日  ウメバチソウ・サヤヌカグサ

   ウメバチソウ   05.10.10 撮影
   
 ウメバチソウ〈梅鉢草〉(ユキノシタ科) 花期は10〜12月。
 丸い花弁が5個ある花を梅鉢の紋に見立てたことによる。山野の日当たりのよい湿地に生える、花茎の高さ10〜40pの多年草。根生葉は数個が束生し、長い柄がある。葉身は広卵形で、基部は心形。茎葉は無柄で茎を抱く。茎頂に直径2〜2.5pの白い花1個を上向きに開く。花弁は5個。雄しべは5個。


 ウメバチソウの花が遅れています。まだポツポツと咲いている程度です。
 毎年ウメバチソウと同じころに開花するヒメヒゴタイは、今、花盛りだというのに、夏雨が少なかったのと、まだ続いている高めの気温のためでしょうか。            
                            
                        05.10.10 撮影
                                 
 去年の10月末には、あちこちで足の踏み場もないほどでしたが、今年はどうなるのでしょう。
                         
【サヤヌカグサ】
05.10.9 撮影
 
 サヤヌカグサ〈鞘糠草〉(イネ科) 花期は8〜10月。
 イネに似ているが実ができず、もみがらだけになっているものが多いからといわれる。水辺に生える高さ40〜70pの多年草。茎は細く、節には下向きの毛がある。葉は広線形でざらつく。花序は5〜10pの円錐状で、花序の枝は細くて曲がりくねり、まばらに小穂をつける。
 

 昨日、友人がハイハマボッスを撮っている間に見つけました。
 苦手なイネ科ですが、これくらいはっきりした特徴があると調べられると思いました。

                      【小穂を撮ってきました】 
05.10.10 撮影

「小穂は長さ4.5〜6oで、ふちには短い剛毛があり、イネのもみに似ている。
小穂が白っぽく、ふちに長い剛毛のあるものをエゾノサヤヌカグサという」


時間をかけて調べましたが、私が見つけたのはサヤヌカグサと思います。

【葯が写っていました】
05.10.10 撮影

イネ科も、私がカメラで捕らえられる範囲の特徴なら、なんとかなりそうです。
昨日も今日も風が強く、ものすごい数を撮っても、こんな画像しかなかったのですが・・・。