2021年 12月7日 ウメバチソウ −その2 |
ウメバチソウ Pamassia palustris〈梅鉢草〉(ニシキギ科 ウメバチソウ属) 花期は10〜12月。 山野の日当たりのよい湿地に生える多年草。 根生葉は数個が束生し、長い柄がある。 葉身は長さ幅とも2-4cmの広卵形で、基部は心形。 茎葉は無柄で茎を抱く。 花茎は高さ10-40cm、茎頂に直径2-2.5cmの白い花1個を上向きに開く。 花弁は5個、、雄しべ5個。 花粉を出さない仮雄しべ5個は、先が糸状に12〜22裂し、 先端に小さな球状の黄色い腺体がつく。 雌しべの柱頭は4裂する。 花期:8〜10月 分布:北、本、四、九 − 増補改訂新版「山に咲く花」 − 花は10日以上も咲き続ける。 開花した当時は、どの雄しべも内側に曲がって子房を抱き、 この時雌しべの柱頭は未発達である。 雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり、花粉をはく。 − 検索入門「野草図鑑G」 − 【A果実になったウメバチソウが枯れ草の中のあちこちに 】
秋吉台を歩けば、日記の材料は必ずありますね! ウメバチソウの、同じ場所で撮った今年の日記は、こちら。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |