ウメバチソウ Pamassia palustris〈梅鉢草〉(ニシキギ科 ウメバチソウ属)
花期は10〜12月。
山野の日当たりのよい湿地に生える多年草。
根生葉は数個が束生し、長い柄がある。
葉身は長さ幅とも2-4cmの広卵形で、基部は心形。
茎葉は無柄で茎を抱く。
花茎は高さ10-40cm、茎頂に直径2-2.5cmの白い花1個を上向きに開く。
花弁は5個、、雄しべ5個。
花粉を出さない仮雄しべ5個は、先が糸状に12〜22裂し、
先端に小さな球状の黄色い腺体がつく。
雌しべの柱頭は4裂する。
花期:8〜10月 分布:北、本、四、九
− 増補改訂新版「山に咲く花」 −
花は10日以上も咲き続ける。
開花した当時は、どの雄しべも内側に曲がって子房を抱き、
この時雌しべの柱頭は未発達である。
雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり、花粉をはく。
− 検索入門「野草図鑑G」 −
【A花茎は高さ10-40cm、茎頂に直径2-2.5cmの白い花1個を上向きに開く】
19.10.28 撮影
【Aを確認しました − 花弁は5個、、雄しべ5個】
19.10.28 撮影
【B茎葉は無柄で茎を抱く】
19.10.31 撮影
【C開花して1日目の花 − 開花した当時は、どの雄しべも内側に曲がって子房を抱き】
19.10.31 撮影
「この時雌しべの柱頭は未発達である」
【D開花して2日目の花 − 雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり】
19.10.28 撮影
【E開花して3日目の花 − 雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり】
19.11.1 撮影
【F開花して4日目の花 − 雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり】
19.10.28 撮影
【G開花して5日目の花 − 雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり】
19.10. 28 撮影
【H開花して6日以上経過している花 − 花は10日以上も咲き続ける】
19.10 .28 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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