ウメバチソウ P.palustris〈梅鉢草〉(ニシキギ科 ウメバチソウ属)
花期は10〜12月。 丸い花弁が5個ある花を梅鉢の紋に見立てたことによる。
山野の日当たりのよい湿地に生える、花茎の高さ10-40cmの多年草。 根生葉は数個が束生し、長い柄がある。 葉身は広卵形で、基部は心形。茎葉は無柄で茎を抱く。
茎頂に直径2-2.5cmの白い花1個を上向きに開く。
花は花弁5、雄しべ5、雌しべ1からなり、雄しべと交互に仮雄しべがある。
花粉を出さない仮雄しべ5個は、先が糸状に10-22裂し、
先端に球状の黄色い腺体がつく。
雌しべの柱頭は4裂する。
【@を拡大しました − ユキノシタ科から、コマユミ・マユミと同じ科に】
13.10.28 撮影
【A − @の中央、高い花 − 今日開花した様子】
13.10.28 撮影
【B − @の左の花 − 昨日開花の様子】
13.10.28 撮影
【C − @の右の花 − 開花5日目の様子】
13.10.28 撮影
ウメバチソウの撮影はむずかしいです。
花をいくつか、強い日差しそのままと、傘で陰にして撮ってみましたが、
日差しの下の方が、花が生き生きしていて好きでした。
開花確認に走り回らなくて良いので、試行錯誤はたっぷりできるはず。
頑張ります。
※ 10月からDNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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