ウメバチソウ〈梅鉢草〉(ユキノシタ科 ウメバチソウ属) 花期は10〜12月。
丸い花弁が5個ある花を梅鉢の紋に見立てたことによる。
山野の日当たりのよい湿地に生える、花茎の高さ10〜40cmの多年草。
根生葉は数個が束生し、長い柄がある。
葉身は広卵形で、基部は心形。茎葉は無柄で茎を抱く。
茎頂に直径2〜2.5cmの白い花1個を上向きに開く。
花は花弁5、雄しべ5、雌しべ1からなり、雄しべと交互に淡黄色の仮雄しべがある。
09.11.2 撮影
【茎葉は無柄で茎を抱く】
09.11.2 撮影
「花は10日以上も咲き続ける」
【開花下ばかりの花−どの雄しべも内側に曲がって子房を抱き】
09.11.5 撮影
「この時雌しべの柱頭は未発達である」
「雄しべと交互に淡黄色の仮雄しべがある」
【開花して2日目の花】
09.11.5 撮影
「雄しべは日に1本ずつ次々と立ち上がり花粉をはく」
【開花して6日以上経った花−柱頭が4裂しています】
09.11.4 撮影
「柱頭は4〜5裂」
【咲き終わった花は】
09.11.5 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.11.5 撮影
「仮雄しべは12〜22本に細裂、裂片の先に丸い玉がついて目立つ」
雄しべは葯が落ち花糸だけになり、子房がふくらんでいます。
* * * * * * おまけ * * * * * *
【長者ヶ森の向こうに沈む夕日−17時17分】
09.11.5 撮影
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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