1月27日 ツヤナシイノデ


林下の湿り気が多い所、この一帯にはイノデやリョウメンシダが密生しています。

【@秋吉台の記録には無いツヤナシイノデ】
13.1.27 撮影
一昨年、友人に教えていただいた1株しか、まだ見ていません。

      ツヤナシイノデ(オシダ科 イノデ属) 夏緑性。
     サカゲイノデによく似ているが、葉柄下部には淡茶色で長卵形の鱗片が密生し、
     葉柄中・上部や中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm、
     上向きか斜め外向きにつき、下向きに圧着してつくことはない。
     葉身は2回羽状複生、サカゲイノデよりやや小さく、
     小羽片は卵状長楕円形で斜上し、鈍頭、
     先端はやわらかい刺状、辺縁には鋸歯があり、
     その先端は細くてやわらかい刺になる。
     葉質はやや厚めの草質、鮮緑色。
     胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間か、やや中肋寄りにつく。
     本州(東北地方南部以西)・四国・九州(最南部を除く)で、低地山林の林床に生じる。

                            【A葉柄を】
                         13.1.27 撮影
            【Aを拡大しました - 葉柄下部には淡茶色で長卵形の鱗片が密生
                          13.1.27 撮影
                         【B中軸上面の鱗片】
                          13.1.27 撮影
                 【C中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm
                           13.1.27 撮影
                      【D葉質はやや厚めの草質、鮮緑色
13.1.27 撮影
【Dを拡大しました - 小羽片は卵状長楕円形で斜上し、鈍頭、先端はやわらかい刺状、
13.1.27 撮影
「辺縁には鋸歯があり、その先端は細くてやわらかい刺になる」

           【E胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間か、やや中肋寄りにつく
                         13.1.27 撮影
                       
シダが苦手なことは今も変わりないのですが、先日、友人に一緒に歩いてもらってからは、訳もなく怖い ということが無くなっています。
もうしばらく頑張って、せめて日記を書き直したシダだけでも、来年まで頭に残しておかなければ、と。

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