1月27日 ツヤナシイノデ |
ツヤナシイノデ(オシダ科 イノデ属) 夏緑性。 サカゲイノデによく似ているが、葉柄下部には淡茶色で長卵形の鱗片が密生し、 葉柄中・上部や中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm、 上向きか斜め外向きにつき、下向きに圧着してつくことはない。 葉身は2回羽状複生、サカゲイノデよりやや小さく、 小羽片は卵状長楕円形で斜上し、鈍頭、 先端はやわらかい刺状、辺縁には鋸歯があり、 その先端は細くてやわらかい刺になる。 葉質はやや厚めの草質、鮮緑色。 胞子嚢群は小羽片の中肋と辺縁の中間か、やや中肋寄りにつく。 本州(東北地方南部以西)・四国・九州(最南部を除く)で、低地山林の林床に生じる。 【A葉柄を】 【Aを拡大しました - 葉柄下部には淡茶色で長卵形の鱗片が密生】 【B中軸上面の鱗片】 【C中軸下面の鱗片は大きく、長さ5〜8mm】 【D葉質はやや厚めの草質、鮮緑色】 【Dを拡大しました - 小羽片は卵状長楕円形で斜上し、鈍頭、先端はやわらかい刺状、】
もうしばらく頑張って、せめて日記を書き直したシダだけでも、来年まで頭に残しておかなければ、と。 ※ この記事に関するご意見等は、掲示板かメールでお願いいたします。 |