ツタ〈蔦/別名ナツヅタ〉(ブドウ科) 花期は6〜7月。
山野に生える落葉つる性木本。葉に対生して出る巻きひげにある吸盤でいろいろなものにはい登る。葉は2形あり、花のつく葉は大きく、葉柄があり、広卵形で上部は3裂する。花のつかない長枝の葉は小さく、葉柄も短い。切れ込みのないものから3裂するもの、3小葉のものが混じる。短枝から長さ3〜6pの集散花序を出し、黄緑色の小さな花を多数つける。花は直径2〜3o。果実は液果。直径5〜7oの球形で、秋に藍黒色に熟す。
高く上ったツタの紅葉がきれいです。
【こんな時もありました】
05.10.26 撮影
【上の画像を拡大しました】
05.10.26 撮影
「直径5〜7oの球形で藍黒色、表面には白い粉がつく。 薄甘いが、のどがチカチカする」
今はもう、表面にしわが寄っています。
【こんな時もありました】
05.6.27 撮影
「花は直径2〜3o。花弁と雄しべは5個」
【こんな時もありました―受粉が終わった花と、つぼみ】
05.6.27 撮影
何年間か、つぼみを果実と勘違いして「今年も花が見られなかった」と。
数年前、4月から毎日のように観察し、緑色の球が割れて花が現れた時は感激しました。
この、つぼみができて割れるまでの期間が、とても長いのです。
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