ツルウメモドキCelastrus orbiculatus〈蔓梅擬〉
(ニシキギ科 ツルウメモドキ属) 花期は5〜6月。
落葉籐本。雌雄異株。
幹の長さ10m余、径10cm余に達するものがある。
葉は互生。葉身は洋紙質、大きく波打ち、楕円形ないし倒卵円形、
長さ3-10cm、幅2-8cm、基部は円形ないしくさび形、先は急鋭頭、
両面とも無毛、側脈は4〜6対、上面でへこみ、下面に突出し、
縁には不揃いの波状の細鋸歯がある。
葉柄は長さ1-2cm。
花期は5〜6月。花序は短い集散状で葉腋につき、長さ1-1.5cm、
1〜7個の雄花または1〜3個の雌花をつける。花柄は長さ3-5mm。。
花はは淡緑色、径6-8mm。
刮ハは径7-8mm、10〜12月に黄〜橙熟し、3裂して、
朱〜赤色で光沢のある仮種皮に包まれた種子を出す。
種子は1個の刮ハに4〜6個あるが、仮種皮同士が結合して一体をなす。
− 改訂新版「日本の野生植物 3」 −
【@を拡大しました − 刮ハは径7-8mm、10〜12月に黄〜橙熟し、3裂して】
17.12.13 撮影
【A朱〜赤色で光沢のある仮種皮に包まれた種子を出す】
17.12.13 撮影
【B種子は1個の刮ハに4〜6個あるが、仮種皮同士が結合して一体をなす】
17.12.13 撮影
* * * * * こんな時もありました* * * * *
【C雌花序】
12.5.16 撮影
【Cを拡大しました − 花はは淡緑色、径6-8mm】
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12.5.16撮影
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花の画像は一番新しいのが5年も前のもの。
来年は、花を撮らなければ…。 ←最近は、こればかり言ってますね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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