ツルニンジン Codonopsis lanceolata 〈蔓人参/別名ジイソブ〉
(キキョウ科 ツルニンジン属) 花期は9〜10月。
根が朝鮮人参に似て太く、茎がつるになることによる。
別名はよく似たバアソブに対しての名。
山麓や平地の林内に生えるつる性の多年草。
葉は互生するが、側枝の先では普通3〜4個集まってつき、
長さ3-10cmの長卵形で、裏面は粉白を帯びる。
花は側枝の先につき、白緑色で内側に紫褐色の斑点がある。
花冠は長さ2.5-3.5cmの広鐘形で、先は浅く5裂し、裂片は反り返る。
【@を拡大しました − 花冠は長さ2.5-3.5cmの広鐘形で、先は浅く5裂し、裂片は反り返る】
14.9.20 撮影
【A花柱の先が大きくふくれて3裂し、裂片の幅が広いのがツルニンジン属の特徴のひとつ】
14.9.20 撮影
【B下方で花がついていない葉 − 林道わきでこの姿はよく見ますが…】
14.9.20 撮影
9月22日に撮った画像をパソコンに転送しないままCFカードをカメラに戻し、フォーマットしてしまったツケは大きく、
今日も、使わないつもりだった画像での日記になりました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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