ツルニチニチソウ Vinca major〈蔓日日草〉
(キョウチクトウ科 ニチニチソウ属) 花期は3〜6月。
南ヨーロッパ・北アフリカ原産の常緑半つる性の多年草。
明治時代に園芸植物として導入され、逸出し、
人家付近から杉林の林床まで、さまざまな場所で自生状態になっている。
茎は細く、地際から出て広がり、花をつける茎はやや立ち上がり、
花をつけない茎(栄養枝)は匍匐するが、普通は分枝せず下根しない。
葉は対生し、有柄、卵円形で全縁、光沢があり、長さ3-5cm。
花は花茎の上部の各節に1花ずつ交互につき、平開し、
紫色で直径約4cm。花冠は5裂する。
【@を拡大しました − 花は花茎の上部の各節に1花ずつ交互につき】
15.3.8 撮影
【A、平開し、紫色で直径約4cm。花冠は5裂する】
15.3.8 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【Bショカツサイ(オオアラセイトウ) − 開花していました】
15.3.8 撮影
【Cキブシはまだ咲きません(昨年の開花は2月23日で、この雌株でした)】
15.3.8 撮影
【Dサイコクキツネヤナギも、まだでした】
15.3.8 撮影
【Dを拡大しました】
15.3.8 撮影
|
きょうは気温が上がってぽかぽか陽気となり、林〜草原〜林縁と、あちこち歩き回りました。
が、開花を予想していたキブシ・サイコクキツネヤナギ・ハナイバナ・ベニヤマタケがすべてまだで、
歩き始めに目に入って撮っておいたツルニチニチソウで何とか日記が書けました。
考えてみれば、今日気温が上がったからといって、急に開花しませんよね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|