7月4日 出雲神社のツルマンリョウ(山口市徳地)


【森の案内人を務めたあと、案内人5人で見てきました】
   09.7.4 撮影
一人で二度見てきて、まだ花を見たことがないと言うDさんに案内していただきました。
   
 ツルマンリョウ〈蔓万両/別名ツルアカミノキ〉(ヤブコウジ科 ツルマンリョウ属) 
                                             花期は6〜8月。
暖地の林内にまれに生え、匍匐性で高さ1.5mになる常緑小低木。雌雄異株。
若い枝は緑色で、のち紅色を帯び、古くなると黒色になる。
葉は互生し、長さ4〜10cmの長楕円形で、ふちは全縁。
やや革質で裏面には一面に小さな腺点がある。
前年の葉腋に緑白色の小さな花を束生する。
花冠は深く5裂し、裂片は長さ2〜2.5mmの倒披針形。
果実は核果。直径約5mmの球形で、翌年の秋に赤く熟す。
分布:本州(奈良・山口県)、九州(屋久島)
奈良県の丹生川上中社、山口市の出雲神社の自生地は国の天然記念物に指定されている。
 
                                         
【滑りやすく薄暗い斜面を登ると、咲いていました】
 09.7.4 撮影
前年の葉腋に緑白色の小さな花を束生する

  
【これが一番高く、50cmほど】  
09.7.4 撮影

花冠は深く5裂し、裂片は長さ2〜2.5mmの倒披針形
09.7.4 撮影

葉は互生し、長さ4〜10cmの長楕円形で、ふちは全縁
09.7.4 撮影

果実は直径約5mmの球形で、翌年の秋に赤く熟す
09.7.4 撮影

ということは、青い実が昨年の花の果実で、赤い実は一昨年の花の果実ですね。
 
 雨の後で落ち葉がしっかり水を含み、滑りやすい上に暗い中、「もう来ることはないだろう」と思いながら撮りましたが、こんな画像なので、修理に出している5Dが帰ってきたら、晴れた明るい日に撮り直しに行こうと思い直しています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。