2015年 9月20日  ツルマメ


ツルマメのは2003年9月にエコ・ミュージアムの裏側で見つけて、花番号『605』を付けました。
ですが刈られて、以来、探し続けてきて見つけることができなかったのを
昨秋、浅香さんが林道奥で花が終わったつるを見つけられ、案内していただいていました。

今年9月11日、ツルマメが12年ぶりに浅香さんによって開花確認され、記録に書くことができました。

【@9月15日、開花確認4日後に来ました】
15.9.15 撮影

         ツルマメ Glycine max ssp.soja〈蔓豆/別名ノマメ〉(マメ科 ダイズ属) 花期は9月。
       日当たりのよい野原や道ばたに生えるつる性の1年草。
       茎には下向きの粗い毛がある。
       葉は3小葉からなり、小葉は長さ2.5−8cmの狭卵形〜被針形、両面とも毛がある。
       花は淡紅紫色で長さ5-8mm。
       豆果は長さ2-3cmで淡褐色の毛が密生する。

       種小名のsojaは「しょうゆ」の意味で、
       ツルマメはダイズGlycine maxの原種と考えられている。
       ダイズは重要な資源作物として広く栽培されている。


【A目につくほとんどが、もう豆果になっていました】
15.9.15 撮影

豆果はこんなに沢山つくのに、個体数はなぜ少ないのでしょうか。
                                 
【Bつるを痛めないように気をつけながら探したら、1つだけ】
15.9.15 撮影

【Bを拡大しました − 小さくて、肉眼では形は分かりませんでした】
15.9.15 撮影

【Bを拡大しました − 花は淡紅紫色で長さ5-8mm
15.9.15 撮影

【C9月17日 − 16日が雨で1日置いて来ましたが、花色が目に入ったのはこれだけ】
15.9.17 撮影

【Cを拡大しました】
15.9.17 撮影

【D9月19日、この日はこんな画像しか撮れていませんでした】
15.9.19 撮影

【E小葉は長さ2.5−8cmの狭卵形〜被針形、両面とも毛がある
15.9.19 撮影

【F9月20日、花はありませんでした − 豆果は長さ2-3cmで淡褐色の毛が密生する
15.9.20 撮影

【Fを拡大しました − 豆果は長さ2-3cmで淡褐色の毛が密生する
15.9.20 撮影

【G2003年9月9日、エコ・ミュージアム裏で 】
03.9.9 撮影

当時はフイルム時代で、データとしては保存していません。
こんなに希少な植物と分かっていたら、もっとたくさん撮ったのに。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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