2018年 10月10日 ツルアリドオシ |
ツルアリドオシMitchella undulala〈蔓蟻通し〉(アカネ科 ツルアリドオシ属) 花期は6〜7月。 山地の林内に生える常緑の多年草。 茎は地上をはい、長さ10-40cmになり、節々から根を出す。 葉は対生し、深緑色で厚く無毛で、長さ1-1.5cmの卵形〜卵円形で、 ふちはやや波状。。 枝先に2個並んで花をつける。 花冠はふつう白色、まれにややうすく赤みを帯びる。 花冠は長さ1.5cmほどで、先はふつう4裂する。 内面に白毛があり、花筒の下にある子房は2個が合着している。 雄しべは4個。 雌しべは1個で細く、先端は4裂する。 果実は液果で球形となり、赤く熟し、直径8mm「ほど。 頂に2個の花のあとが残る。 − 増補改訂新版「山に咲く花」 − 【@を拡大しました − 花冠はふつう白色、まれにややうすく赤みを帯びる】 このたびの花には、2012年の花(6月7日撮影)には写っている柱頭が見えませんが、 果実はできないのでしょうか? この後の様子を是非観察していきたいと思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |