ツルアリドオシ〈蔓蟻通し〉(アカネ科 ツルアリドオシ属) 花期は6〜7月。
山地の林内に生える常緑の多年草。
茎は地上をはい、長さ10〜40cmになり、節々から根を出す。
葉は対生し、深緑色で厚く無毛、長さ1〜1.5cmの卵形〜卵円形。
枝先に2個並んで花をつける。花冠は普通白色、まれにやや薄く赤みを帯びる。
花冠は長さ1.5cmほどで、先は普通4裂する。
内面に白毛があり、花筒の下にある子房は2個が合着している。
果実は液果。直径8mmほどの球形で赤く熟し、頂に2個の花の跡が残る。
【@を拡大しました - 頂に2個の花の跡が残る】
12.11.20 撮影
【A花は、駐車場から遠くて薄暗い林で撮ってきました - 花冠は長さ1.5cmほど】
12.6.7 撮影
【B内面に白毛があり、花筒の下にある子房は2個が合着している】
12.6.7 撮影
なるほど。だから花は2個セットで咲くのに、果実は一つしかできなくて、
実の頂に花の跡が残っているのですね。
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今日は火曜日。エコミュージアムが休館なので、気になっていた雑用を済ませたあと、散策をしました。
晩秋の草原を一人で歩いても寂しく気が乗らなくて、林に移動しましたが、今年の11月はとても長く感じます。
まだ、あと10日もあるんですよね。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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