タチイヌノフグリ〈立犬の陰嚢〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) 花期は1〜6月。
ユーラシア大陸原産の高さ10〜30cmの2年草。
明治の初めに渡来し、現在は各地に広がっている。
葉は対生し、大部分は柄がなく、長さ0.6〜2cmの広卵形で数対の低い鋸歯があり、
両面とも短毛がある。
上部の葉ほど小さくなって互生となり、苞葉に移り変わる。
上部の葉腋にコバルト色の花を1個つける。
花は直径3〜4mm、花柄がほとんどなく、苞や萼に埋まるように咲くき、
雄しべ2、雌しべ1がある。
【A上部の葉腋にコバルト色の花を1個つける】
12.3.30 撮影
【Aを拡大しました − 雄しべ2、雌しべ1がある】
12.3.30 撮影
【B葉は対生し、大部分は柄がなく、数対の低い鋸歯がある】
12.3.30 撮影
タチイヌノフグリは道ばたで見られ花期が長いため、ついつい後回しにしてあわてることが多かったので、今年は頑張って撮りました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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