5月21日 ツクバネガシ 


【@秋吉台では「林内にやや稀」のツクバネガシです】
   09.5.14 撮影
昨年、アカガシと同じ日に見つけました。
   
 ツクバネガシ〈衝羽根樫〉(ブナ科 コナラ属) 花期は5月。
山地に生える高さ20mなる常緑高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ5〜12cmの広い披針形で、革質。
先端は鋭くとがり、基部はくさび形、先端部に鋸歯がある。
表面は光沢があり、主脈は裏面に突出する。葉柄は長さ4〜12mm。
雄花序は新枝の下部から垂れ下がり、長さ6〜7cm、花序の軸には白い軟毛が密生する。
雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、雌花が3〜4個つく。

                                         
【A樹皮は灰黒緑色や黒褐色、縦に割れ目が入る
 09.5.14 撮影

  
【B下方の枝を】  
09.5.14 撮影

【Bを拡大しました ― 新葉】
09.5.14 撮影
先端は鋭くとがり、基部はくさび形、先端部に鋸歯がある


【Bを拡大しました ― 古い葉】
09.5.14 撮影
「主脈は裏面に突出する。葉柄は長さ4〜12mm」

 きょうは、予報で荒天が見込まれましたので、秋吉台を休み、14日にアカガシと一緒に撮ったツクバネガシをまとめました。
 高い木のため花の詳細を見ることができていませんので、時間を取って望遠レンズで撮りたいと思っていますが、5月は忙し過ぎます。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。