ツクバネガシ〈衝羽根樫〉(ブナ科 コナラ属) 花期は5月。 山地に生える高さ20mなる常緑高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長さ5〜12cmの広い披針形で、革質。
先端は鋭くとがり、基部はくさび形、先端部に鋸歯がある。
表面は光沢があり、主脈は裏面に突出する。葉柄は長さ4〜12mm。
雄花序は新枝の下部から垂れ下がり、長さ6〜7cm、花序の軸には白い軟毛が密生する。
雌花序は新枝の上部の葉腋に直立し、雌花が3〜4個つく。
【A樹皮は灰黒緑色や黒褐色、縦に割れ目が入る】
09.5.14 撮影
【B下方の枝を】
09.5.14 撮影
【Bを拡大しました ― 新葉】
09.5.14 撮影
「先端は鋭くとがり、基部はくさび形、先端部に鋸歯がある」
【Bを拡大しました ― 古い葉】
09.5.14 撮影
「主脈は裏面に突出する。葉柄は長さ4〜12mm」
きょうは、予報で荒天が見込まれましたので、秋吉台を休み、14日にアカガシと一緒に撮ったツクバネガシをまとめました。
高い木のため花の詳細を見ることができていませんので、時間を取って望遠レンズで撮りたいと思っていますが、5月は忙し過ぎます。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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