ツボクサ〈壺草/坪草〉(セリ科 ツボクサ属) 花期は 6〜?月。
道ばたや庭、林内などに生える多年草。
茎は地を這い、節から根を出して増える。
葉は直径2.5〜5cmの腎円形で基部は心形。ふちには浅い鋸歯がある。
葉柄の基部は鞘状になる。
節から1〜2個の花序を出し、小さな花がかたまってつく。
花弁は子房より小さく、下部が白く、上部は紫色を帯びる。
雄しべの葯は暗紫色。
【A − @の花序にピントを合わせました】
10.6.7 撮影
「節から1〜2個の花序を出し、小さな花がかたまってつく」
この花序全体の直径は3mmほどですから、花の直径は1mmほどですね。
【Aを拡大しました】
10.6.7 撮影
「花弁は子房より小さく、下部が白く、上部は紫色を帯びる」
【B上とは別の個体 − 1cmほどの花茎があります】
10.6.7 撮影
【Bを拡大しました】
10.6.7 撮影
【C葉は腎円形で基部は心形。ふちには浅い鋸歯がある】
10.6.7 撮影
【Cを拡大しました】
10.6.7 撮影
「葉柄の基部は鞘状になる」
楽しみにして何度も様子を見に来たツボクサの花は、想像していたよりずっと小さく、私がこれまでに見た花の中ではホンゴウソウと並ぶほどの極小でした。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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