トウゴマ Ricinus communis L.〈唐胡麻/別名ヒマ〉
(トウダイグサ科 トウゴマ属) 花期は 8月〜。
油料植物として世界各国で栽培されている大型の1年草。アフリカ北東部原産。
全体無毛で通常暗紫色を帯びる。
茎は円柱形で直立し、まばらに分岐して高さ2mに達する。
葉は大型で掌状に5〜11に裂け、ふちに鋸歯があり、長い柄で互生する。
秋に茎頂と葉腋に長さ20cmほどの花序をつけ、
雌花を上部に、雄花を下部につける。
刮ハには通常刺があり、中に長さ13mmほどで光沢のある3種子を含む。
種子から油を絞り、薬用や機械油に使用する。
中国から平安時代初期に、アメリカから江戸時代末期に導入された。
西日本を中心に逸出し、野生化している。
【A葉は大型で掌状に5〜11に裂け、ふちに鋸歯があり、長い柄で互生する】
17.8.7 撮影
【Aを拡大しました − 長さ20cmほどの花序をつけ、雌花を上部に、雄花を下部につける】
17.8.7 撮影
【Aを拡大しました − 雄花】
17.8.7 撮影
【B下側の雌花序にピントを】
17.8.7 撮影
【Bを拡大しました − 雌花です】
17.8.7 撮影
【C雌花の拡大】
17.8.7 撮影
図鑑に花について詳細記述がありません。
トウゴマに付いた花番号は、「1490」。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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