トウゲシバ(ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属) 常緑性。
地上生の常緑草本で、茎は基部が地上近くを短く斜上して何回か叉状分岐し、そのまま直立し、上部でも1〜3回叉状に分岐する。
高さ7〜20cm、頂端近くに芽体を生じる。
葉は黄緑色〜深緑色、やや光沢があり、紙質〜薄い革質、開出またはわずかに反曲し、辺縁は不規則な鋸歯縁。形や大きさは変異が大きく、変種の指標となっている。
胞子葉は栄養葉よりやや小型。胞子嚢は腎臓形、無柄、黄白色で葉腋に単生し、外からもよく見える。
北海道〜琉球の山林中に生じる。
【 秋吉台では 「林内にやや普通」 のトウゲシバ 】
09.1.27 撮影
【胞子嚢は腎臓形、無柄、黄白色で葉腋に単生】
09.1.27 撮影
【上とは別の場所で】
08.2.12 撮影
【上の画像を拡大しました】
08.2.12 撮影
「葉は開出またはわずかに反曲し、辺縁は不規則な鋸歯縁」
※ 花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|