2014年 2月26日  トウダイグサが開花しました



トウダイグサ科 = 花があまり目立たない科で、双子葉類としては珍しく、子房が3室で、
各室に1個の杯珠がある。杯状花序と呼ばれる珍しい花序を持つトウダイグサ属が中心。


【@例年どおりに開花しました】
14.2.26 撮影

      トウダイグサ Euphorbia helioscopia〈燈台草〉(トウダイグサ科 トウダイグサ属) 
                                                花期は2〜5月。
     全体の姿が油を入れた皿を置く昔の燈台に似ていることによる。
     日当たりのよい道ばたや畑に生える高さ20+40cmの越年草。
     葉は互生し、長さ1-3cmのへら形〜倒卵形。
     茎の先にやや大型の葉を5個輪生し、葉腋から放射状に枝を出す。
     各枝先に、2〜3個の総苞葉に抱かれるように小さな杯状花序がつく。
     子房は平滑。刮ハは直径約3mmで、熟すと3裂する。


【A−@を上から − 雨が降り始めましたが、開花後は日差しに左右されず咲き続けます】
14.2.26 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 茎の先にやや大型の葉を5個輪生し、葉腋から放射状に枝を出す
14.2.26 撮影

【B花盛りの頃には − 昨年の画像です】
13.3.22 撮影

【C各枝先に、2〜3個の総苞葉に抱かれるように小さな杯状花序がつく
13.3.22 撮影

【Cを拡大しました − もう受粉した後で、腺体の間から大きくなった子房がごろんと、とび出ている
13.3.22 撮影

「一つの花のように見えるのは1個の花序で、
5個の総苞片が完全に合着した壺形の総苞の中に、雄花が数個と雌花が1個入っている」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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