トウバナClinopodium gracile〈塔花〉(シソ科 トウバナ属)
花期は4〜10月。
花穂を塔に見立てたもの。
やや湿り気のある田のあぜや道ばたなどに生える高さ15-30cmの多年草。
茎は細く、根もとから群がって生え、基部は地をはう。
葉は対生し、長さ1-3cm、幅1-2cmの卵形〜広卵形で浅い鋸歯がある。
花は輪状に数段つく。
花冠は長さ5-6mmで淡紅色。
萼は唇形で脈上にわずかに短毛がある。
花冠は上下2唇に分かれ、下唇はさらに3裂する。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました】
18.5.4 撮影
【@を拡大しました − 葉は対生し、卵形〜広卵形で浅い鋸歯がある】
18.5.4 撮影
【A花は輪状に数段つく】
18.5.4 撮影
【B花期が長い花です − 林道わきの草むらで 】
18.6.24 撮影
【C花は輪状に数段つく】
18.6.24 撮影
【Cを拡大しました − 萼は唇形で脈上にわずかに短毛がある】
18.6.24 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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