メガルカヤ Themeda triandra〈雌刈萱〉(イネ科 メガルカヤ属) 花期は7〜9月。
山野に生える高さ0.7-1mの多年草。
葉は長さ30-50cm、幅3-8mmの広線形で、ざらつき、やや白っぽい。
基部近くには長い毛がある。
上部の葉腋から短い枝を出し、小穂が6個ずつ集まった穂をつける。
6個の小穂のうち、結実するのは1個だけで、ほかの5個は雄性。
結実する小穂には長さ3-5cmの太い褐色の芒がある。
*カルカヤとは、もともと屋根を葺くために刈る草の総称だった。
【@を拡大しました − 上部の葉腋から短い枝を出し、小穂が6個ずつ集まった穂をつける】
14.7.15 撮影
【@を拡大しました − 一つの小穂に見えるのは、実際は6個の小穂が集まったもの】
14.7.15 撮影
【A 6個の小穂のうち結実するのは1個だけで、そのほかの小穂は雄性】
14.7.15 撮影
【Aを拡大しました − 結実する小穂には長さ3-5cmの太い褐色の芒がある】
14.7.15 撮影
「雄性小穂は総苞のように両性小穂を囲み、外側に赤褐色の長い毛が生えている」
【Aを拡大しました 】
14.7.15 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【B昨日は久しぶりに青空が広がりました − 『たこさんの秋吉台日記』のバックグラウンドにしました】
14.7.14 撮影
【Cきょうは、曇り→土砂降りの雨→湿気たっぷりの曇り】
14.7.15 撮影
夏休み間近の今は、カルストロードわきの草刈り作業中です。
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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