トマト Solanum lycopersicum L.〈別名アカナス〉(ナス科 ナス属) 花期は 夏。
南アメリカのアンデス地域のやや高地に野生し、原住民に栽培させていたが、
1550年ごろヨーロッパに広まった。
17世紀の初め日本にも輸入されたが観賞用であった、
明治後期に食用野菜として栽培するようになった。
1年生の作物、熱帯では多年草。
全体に特有な臭いがある。
高さ1-1.5m。
花は夏に咲く。
花冠は本来5裂するが、栽培品種には8〜10裂のものもある。
− 改訂版「原色牧野植物大図鑑」 −
本来つる性の多年草で、茎はやや曲がりながら伸び、羽状複葉を互生する。
− 山渓ポケット図鑑2「夏の花」 −
トマトSolanum lycopersicum Lは葯が縦に裂けて花粉を散らすことから
別属にされてきたが、DNAをを用いた系統解析により、
ナス属に含めるのが妥当とされた。
− 改訂新版「日本の野生植物 5」 −
【A 本来つる性の多年草で、茎はやや曲がりながら伸び】
20.9.3 撮影
【Aを拡大しました − 羽状複葉を互生する】
20.9.3 撮影
【B】
20.9.3 撮影
【Bを拡大しました】
20.9.3 撮影
【C花冠は本来5裂するが、栽培品種には8〜10裂のものもある】
20.9.3 撮影
トマトの逸出品は、2009年9月に見つけて、日記にも書いていましたが、
一覧に置いておくこともないと、花番号はほかの植物に使っているのです。
が、道ばたで雑草状態で咲いているのを目にして、やっぱり数に入れることにしました。
従って、トマトには新しい花番号、「1584」がつきました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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