トキリマメ Rhynchosia acuminatifolia〈別名オオバタンキリマメ〉〉
(マメ科 タンキリマメ属) 花期は7〜9月。 トキリマメの語源は不明。 山野に生えるつる性の多年草。
タンキリマメによく似ているが、
小葉がやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる。
また小葉の幅はタンキリマメが中央より上が最も広いのに対し、
トキリマメは下半部が最も広い。 茎や葉の毛はタンキリマメより少ない。
花は総状につき、淡黄色で、長さ約9mm。 萼片はすべて萼筒より短いのも区別点のひとつ。 豆果は長さ約1.5cmで、熟すと赤くなり、2つに割れる。 中には光沢のある黒い種子が2個入っている。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 小葉がやや大きくて薄く、先が急に細くなってとがる】
22.7 9 撮影
「小葉の幅はタンキリマメが中央より上が最も広いのに対し、
トキリマメは下半部が最も広い」
【A花は総状につき、淡黄色で、長さ約9mm】
22.7 9 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|