トチバニンジン〈栃葉人参/別名チクセツニンジン〉(ウコギ科 トチバニンジン属)
花期は5〜6月。
葉がトチノキの葉に似ているため、別名は根茎が竹の節に似ているため。
山地の林内に生える多年草。
茎は細いが直立し、花柄を合わせて高さ50〜80cmになる。
葉は掌状複葉で、3〜5個輪生し、葉柄は長さ5〜10cm。
小葉は普通5個で、短い柄があり、倒披針形〜倒卵形、長さ10〜30cm、
ふちには鋸歯があり、膜質で薄い。
中心から1個の花茎を立て、球状の散形花序に小さな花を多数つける。
花は直径約3mm。花弁は淡緑黄色。雄しべは5個。花柱は普通2個。
果実は石果、直径約6mmで、赤く熟す。
【昨年までの1株は今年出なく、別の林内で新しく数株を見つけました】
10.5.28 撮影
「葉は掌状複葉、3〜5個輪生し、葉柄は長さ5〜10cm。
小葉は普通5個で、短い柄がある」
【球状の散形花序に黄緑色の小さな花を多数つける】
10.5.28 撮影
【花は直径約3mm】
10.5.28 撮影
「花弁は淡緑黄色。雄しべは5個。花柱は普通2個」
* * * * * * * こんな時もありました * * * * * * *
【ここで見つけたのは4月30日でした】
10.4.30 撮影
大小合わせて10個体ほど。
今年は、昨年までの場所で見つからないのでとても嬉しかったです。
* * * * * * * おまけの花 * * * * * * *
【ヤマトキソウが開花しました】
10.5.28 撮影
探し回ってもこの一つしか見つけられませんでしたが、
これからどんどん咲いてくれることでしょう。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|