2018年 12月9日  トベラ



【@11月、初めて歩いた林縁で、自生のトベラの実を見つけました】
18.11.20 撮影

           トベラ Pittosporum tobira〈扉/別名トビラノキ〉(トベラ科 トベラ属) 
                                           花期は5〜6月。
          常緑低木。暖地の海岸に多く、高さ2-3mになる。
          枝や葉、根に臭気がある。

          葉は枝の上部に密に互生し、長さ5-10cmの長楕円形で革質。
          表面は深緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。
          ふちは全縁でしばしば裏面に巻く。
          4〜6月、本年枝の先に集散花序をだし、
          芳香のある白い花を上向きに多数開く。
          花はのちに黄色くなる。
          雌雄異株。
          花弁は5個で長さ9-11mmのへら形。
          萼片は5個で長さ約3mmの卵形。
          雄花の雄しべは5個で、花糸は約7mm。
          雌花では花糸が短く、葯も小さい。
          雌しべは1個。
          刮ハは直径1-1.5cmの球形で、灰褐色に熟して3つに裂け、
          赤い粘った種子をだす。

           − 「日本の樹木」 −

【A刮ハは直径1-1.5cmの球形で、灰褐色に熟して
18.11.20 撮影
                                 
【B初雪の昨日、割れた実を撮りたくて友人と来てみました】
18.12.8 撮影

【Bを拡大しました − 葉は枝の上部に密に互生し、長さ5-10cmの長楕円形で革質
18.12.8 撮影

【Bを拡大しました − 表面は深緑色で光沢があり、ふちは全縁でしばしば裏面に巻く
18.12.8 撮影

【C − Bに写っている刮ハ】
18.12.8 撮影

【Cを拡大しました − 灰褐色に熟して3つに裂け、赤い粘った種子をだす
18.12.8 撮影

【D秋吉台に自生の刮ハ − 駐車場そばに植栽されたのはよく見てきましたが…】
18.12.8 撮影
撮影しても保存しなかったのです。

* * * * * 花の画像は8年前のしか保存していませんでした * * * * *

【E雌雄異株 − 毎年開花確認してきた雄株です】
10.5.24 撮影

【F本年枝の先に集散花序をだし、芳香のある白い花を上向きに多数開く
10.5. 24 撮影

【Fを拡大しました − 花弁は5個で長さ9-11mmのへら形
10.5.24 撮影
「雄花の雄しべは5個で、花糸は約7mm」



 来年5月、必ず雌花を撮ります。雄花も今のカメラで撮り直したいです。
 …というわけで、来年の宿題が増える一方です。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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