トベラ Pittosporum tobira〈扉/別名トビラノキ〉(トベラ科 トベラ属)
花期は5〜6月。
常緑低木。暖地の海岸に多く、高さ2-3mになる。
枝や葉、根に臭気がある。
葉は枝の上部に密に互生し、長さ5-10cmの長楕円形で革質。
表面は深緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。
ふちは全縁でしばしば裏面に巻く。
4〜6月、本年枝の先に集散花序をだし、
芳香のある白い花を上向きに多数開く。
花はのちに黄色くなる。
雌雄異株。
花弁は5個で長さ9-11mmのへら形。
萼片は5個で長さ約3mmの卵形。
雄花の雄しべは5個で、花糸は約7mm。
雌花では花糸が短く、葯も小さい。
雌しべは1個。
刮ハは直径1-1.5cmの球形で、灰褐色に熟して3つに裂け、
赤い粘った種子をだす。
− 「日本の樹木」 −
【A刮ハは直径1-1.5cmの球形で、灰褐色に熟して】
18.11.20 撮影
【B初雪の昨日、割れた実を撮りたくて友人と来てみました】
18.12.8 撮影
【Bを拡大しました − 葉は枝の上部に密に互生し、長さ5-10cmの長楕円形で革質】
18.12.8 撮影
【Bを拡大しました − 表面は深緑色で光沢があり、ふちは全縁でしばしば裏面に巻く】
18.12.8 撮影
【C − Bに写っている刮ハ】
18.12.8 撮影
【Cを拡大しました − 灰褐色に熟して3つに裂け、赤い粘った種子をだす】
18.12.8 撮影
【D秋吉台に自生の刮ハ − 駐車場そばに植栽されたのはよく見てきましたが…】
18.12.8 撮影
撮影しても保存しなかったのです。
* * * * * 花の画像は8年前のしか保存していませんでした * * * * *
【E雌雄異株 − 毎年開花確認してきた雄株です】
10.5.24 撮影
【F本年枝の先に集散花序をだし、芳香のある白い花を上向きに多数開く】
10.5. 24 撮影
【Fを拡大しました − 花弁は5個で長さ9-11mmのへら形 】
10.5.24 撮影
「雄花の雄しべは5個で、花糸は約7mm」
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来年5月、必ず雌花を撮ります。雄花も今のカメラで撮り直したいです。
…というわけで、来年の宿題が増える一方です。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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