タツナミソウ Scutellaria indica〈立浪草〉(シソ科 タツナミソウ属) 花期は5〜6月。
花が同じ方向に向いて咲く花穂を波頭に見立ててこの名がある。
丘陵の草地や土手などに生える高さ20-40cmの多年草。
茎は赤みを帯び、白色の粗い開出毛が多い。
葉は数対が対生し、長さ幅と1-2.5cmの広卵形で、先は円みを帯び、基部は心形。
茎の先に長さ3-8cmの花穂を出し、一方向にかたよって花をつける。
花の色は青紫色または淡紅紫色、まれに白色。
花冠は長さ約2cmの唇形で、筒部が長く、基部で急に曲がって直立する。
上唇はかぶと状、下唇は3裂し、内側に紫色の斑点がある。
萼は唇形で、上唇の背に丸いふくらみがある。
花が終わると萼はやや長くなって口を閉じる。
中の果実が成熟すると上唇は散り、4個の分果が落ちやすくなる。
【@を拡大しました】
15.5.1 撮影
【A茎の先に長さ3-8cmの花穂を出し、一方向にかたよって花をつける】
15.5.1 撮影
【Aを拡大しました − 上唇はかぶと状、下唇は3裂し、内側に紫色の斑点がある】
15.5.1 撮影
このところ、ずっと4時間半睡眠で頑張っていますが、開花が速いペースで進む上に
家の用事が多くて、日記が書けない日が続いています。
体が二つあったらなあ…と。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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