2014年 12月20日  何でしょう? − その10



【@中の果実が成熟すると上唇は散り
14.12.19 撮影

【A、4個の分果が落ちやすくなる
14.12.19 撮影
                                 
【Aの拡大前 − 大きい方の高さは15cmほどです】
14.12.19 撮影

* * * * * こんな時もありました * * * * *

【B萼は唇形で、上唇の背に丸いふくらみがある
14.5.7 撮影

「花が終わると萼はやや長くなって口を閉じる」


【Bの拡大前】
14.5.7 撮影

【C】
14.5.7 撮影

    タツナミソウ Scutellaria indica〈立浪草〉(シソ科 タツナミソウ属) 花期は5〜6月。
  花が同じ方向に向いて咲く花穂を波頭に見立ててこの名がある。
  丘陵の草地や土手などに生える高さ20-40cmの多年草。
  茎は赤みを帯び、白色の粗い開出毛が多い。
  葉は数対が対生し、長さ幅と1-2.5cmの広卵形で、先は円みを帯び、基部は心形。
  茎の先に長さ3-8cmの花穂を出し、一方向にかたよって花をつける。 
  花の色は青紫色または淡紅紫色、まれに白色。
  花冠は長さ約2cmの唇形で、筒部が長く、基部で急に曲がって直立する。
  上唇はかぶと状、下唇は3裂し、内側に紫色の斑点がある。
  萼は唇形で、上唇の背に丸いふくらみがある。
  花が終わると萼はやや長くなって口を閉じる。
  中の果実が成熟すると上唇は散り、4個の分果が落ちやすくなる。
  


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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