タラヨウ Ilex latifolia〈多羅葉/別名モンツキシバ〉(モチノキ科 モチノキ属) 花期は5月。
高さ7-10mになる常緑高木。大きいものは20mになるという。雌雄異株。
全体無毛。
葉は互生し、葉柄は長さ1.5-2cm。
葉身は厚い革質、楕円形で先は鋭くとがり、基部は鋭形または鈍形で
短く葉柄に流れ、長さ10-18cm、幅4-7cm、縁に多数のとがった細鋸歯がある。
5〜6月、前年枝の葉腋にある短枝が伸び、
分枝して短い円錐花序をつくり、多数の花が群生する。
花弁は黄緑色、楕円形で長さ約4mm。
果実は核果。枝に群がってつき、球形で径約8mm、赤熟し、4個の種子がある。
本州(静岡県以西)・四国・九州の常緑樹林内に生え、中国中部にも分布する。
葉を傷つけると黒色に変わり、熱すると黒い円紋ができる。
和名はその葉に経文を書く仏教の聖木の〈多羅樹〉(ヤシ科のオウギヤシなど)
になぞらえたもの。
− 改訂新版「日本の野生植物5」 −
【A秋吉台では、多くはありません − 小川を隔てた斜面で大きな株でした】
17.11.27 撮影
【Aを拡大しました − 今年6月、ヤナギイボタに行く時にこの株を目にしたのに、花を見なかったのです】
17.11.27 撮影
今、赤い実が目につかないから雄株なのでしょうけど、先日長門峡で葉を目にし、
同行の友人に「郵便局の木」の話をするまで、タラヨウは頭になかったのです。
【B近年開花確認している道路下の常緑樹林に来てみました】
17.11.30 撮影
【C今年も昨年も、ここで、花は見つけられなかったのです】
17.11.30 撮影
【D − BCもこの辺りでも、赤い実を見たことはありませんが】
17.11.30 撮影
【Dを拡大しました − 葉は大きくてきれい】
17.11.30 撮影
【E −BCDより上、右側に目をやると】
17.11.30 撮影
【Eを拡大しました − 赤い実がなっています】
17.11.30 撮影
【F手前の別の木の枝の間から覗くと】
17.11.30 撮影
【Fを拡大しました − 果実は枝に群がってつき、球形で径約8mm、赤熟し】
17.11.30 撮影
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開花が多い時期に、タラヨウのためだけにテクテク歩いて何度もここに訪れることができず、
小さくて地味な雌花序を木々の緑の葉が茂る5月に見つけることができなかったのです。←言い訳
…で、今日11月30日に開花確認を記録しました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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