タヌキマメ〈狸豆〉(マメ科 タヌキマメ属) 花期は8〜9月。
日当たりのよいやや湿ったところに生える高さ20-60cmの1年草。
葉は長さ2.5-10cmの広線形。 花は茎の先に総状につき、青紫色で長さ約1cm。午後咲いて夕方しぼむ。
萼は大きく、褐色の毛が密生してよく目立ち、深く2裂し、
さらに上裂片は2裂、下裂片は3裂する。
花のあと萼は大きくなり、豆果をすっぽり包む。
豆果は長さ1〜1.5cmの長楕円形。
【A2日前に見て、開花を確信してきましたが、咲いたのはこの一つだけ】
13.8.25 撮影
【Aを拡大しました − 雨後の午後2時、半分花の色が見えたと思ったら】
13.8.25 撮影
【Aを拡大しました − 萼の中からパカッと顔が現れました(開花1分後の花)】
13.8.25 撮影
なぜか今年、開花した日の花が見たくて、何度も何度も足を運んだ甲斐がありました。
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【Bアゼガヤツリ − 水田の縁で − 昨日開花確認しました】
13.8.25 撮影
アゼガヤツリ〈畦蚊帳吊〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は8〜10月。
田のあぜや湿地に普通に生える高さ20-40cmの1年草。
茎は細くてかたい。
葉は茎より短く、幅1-2mmの線形。
茎の頂に長い葉状の苞が2-4個つき、その間に数本の枝が出て、
枝先に赤褐色の小穂が開出して5-10個つく。
小穂はややまばらにつき、目立って扁平、長さ1-2.5cm、
小花の数は多く、ときに40-50花にもなり、黒褐色の鱗片がきれいに2列に並ぶ。
柱頭は2個。
【C茎の頂に長い葉状の苞が2-4個つき、その間に数本の枝が出て】
13.8.25 撮影
【D枝先に赤褐色の小穂が開出して5-10個つく】
13.8.25 撮影
【Dを拡大しました − 小穂はややまばらにつき、目立って扁平、長さ1-2.5cm】
13.8.25 撮影
【Dを拡大しました − 小花の数は多く、ときに40-50花にもなり】
13.8.25 撮影
「黒褐色の鱗片がきれいに2列に並ぶ」
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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