2016年 3月8日 タニガワスゲ |
タニガワスゲ Carex forficula Franch.et Sav.〈谷川菅〉 (カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は3〜5月。 和名は谷川のほとりなどによく生育するから。 山地の渓流の縁などに生える高さ30-50cmの多年草。 ヤマアゼスゲに近縁で、よく似ているが、匐枝はなくて株をつくり、 基部の鞘は濃褐色、側小穂はよりまばらに花をつけ、円柱形で長さ2-5cm。 果胞は長さ3.5-4mmあって、急にやや長い嘴となり、 嘴の縁に細かい少数のとげがつく。 【@を拡大しました − 頂小穂は雄性、側小穂は雌性】
定価24000円(税別)、2016年3月31日までは刊行記念特価20000円(税別)。 を引用して初めて書いた秋吉台日記です。 『日本の野生植物』が30年ぶりに改訂されていますが、その1冊目。 新分類体系APGVによる最新植物図鑑。 木本・草本が同じ図鑑に書かれ、全5巻。 第2巻は3月中旬に発行の予定です。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |