2016年 3月8日  タニガワスゲ



【@川のほとりで水に浸かりながら、大きな株が群生しています】
16.3.8 撮影

         タニガワスゲ Carex forficula Franch.et Sav.〈谷川菅〉
                            (カヤツリグサ科 スゲ属) 花期は3〜5月。
        和名は谷川のほとりなどによく生育するから。
        山地の渓流の縁などに生える高さ30-50cmの多年草。
        ヤマアゼスゲに近縁で、よく似ているが、匐枝はなくて株をつくり、
        基部の鞘は濃褐色、側小穂はよりまばらに花をつけ、円柱形で長さ2-5cm。
        果胞は長さ3.5-4mmあって、急にやや長い嘴となり、
        嘴の縁に細かい少数のとげがつく。        

【@を拡大しました − 頂小穂は雄性、側小穂は雌性】
16.3.8 撮影
                                 
【A別の株です − 生えている場所と全体の姿で分かりやすいスゲ】
16.3.8 撮影

【Aを拡大しました − 開花して日にちが経っているようです】
16.3.8 撮影

【B過去の画像から】
13.3.26 撮影

【Cこちらも2013年に撮影 − これが一番良く撮れていました】
13.3.26 撮影

【Cを拡大しました】
13.3.26 撮影

【Cを拡大しました】
13.3.26 撮影

 【改訂新版『日本の野生植物』第1巻 ソテツ科〜カヤツリグサ科】 平凡社
  定価24000円(税別)、2016年3月31日までは刊行記念特価20000円(税別)。
  を引用して初めて書いた秋吉台日記です。

 『日本の野生植物』が30年ぶりに改訂されていますが、その1冊目。
 新分類体系APGVによる最新植物図鑑。
 木本・草本が同じ図鑑に書かれ、全5巻。
 第2巻は3月中旬に発行の予定です。 

 

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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