3月16日 タムシバ・オトメスミレ 開花 


タムシバ〈噛柴/別名カムシバ・ニオイコブシ〉(モクレン科 モクレン属) 
                                    花期は3〜4月。
山地に生える高さ10mになる落葉高木。葉は互生。
葉身は長さ6〜12cmの披針形または卵状被針形で、全縁。
先端はとがり基部はくさび形。質は薄い。
葉が展開する前に、直径10cmほどの芳香のある白い花が咲く。
外側の花被片3個は小さくて萼状、内側の6個は花弁状。
よく似たコブシとは、花の下に小さな葉がつかない点で区別する。

【9年観察してきた個体は − 開花は明日?】
   10.3.16 撮影
   
                    【林の下方に目をやると・・・】        
 10.3.16 撮影

 
上の画像を拡大しました − 開花しています!  
10.3.16 撮影

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オトメスミレ〈乙女菫〉(スミレ科 スミレ属) 花期は3〜4月。
     タチツボスミレの白花品で、唇弁の距に紫色が残っているもの。
     牧野富太郎が箱根の乙女峠で発見したもので、各地で見つかっている。


観察を始めて3年目の林縁で1個体、開花していました
10.3.16 撮影

【角度を変えて撮りました】        
 10.3.16 撮影

 きょうは晴れたり曇ったりの天気でしたが、風が強く寒かったので、期待したほど花が咲いてくれませんでした。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。