2018年 3月23日  タムシバ



【@今年、花を見ているのはこの1株だけで、高さ7mほど】
18.3.23 撮影

            タムシバMagunolia salicifolia〈噛柴/別名カムシバ・ニオイコブシ〉
                          (モクレン科 モクレン属) 花期は3〜4月。
          山地、ときに低地にも生える高さ10mになる落葉高木。
          葉は互生し、披針形ないし卵状被針形、長さ6-12cm、幅2-5cm、
          鋭頭で基部は鋭いくさび形、裏面は白色を帯び、若い時は少し毛がある。
          葉をもんだ時の香りはコブシよりも強く、また、噛むと甘味がある。
          花は4〜5月、葉の展開に先立って開き、径約10cm。
          花被は萼と花冠の区別があり、萼は3枚、小さく、
          花弁は6枚、白色、長さは萼片の倍以上あって、4.5-6.5cm。
          雄しべは多数、雌しべも多数。
          花後、花床は伸長し、長さ7-8cm、袋果は無毛、種子は赤色。
           − 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
          よく似たコブシとは、花の下に小さな葉がつかない点で区別する。

【A花つきが良く、今はもう満開状態】
18.3.23 撮影
                                 
【B花は葉の展開に先立って開き、径約10cm。
18.3.23 撮影

【Bを拡大しました − 花弁は6枚、白色、長さは萼片の倍以上あって、4.5-6.5cm
18.3.23 撮影

【Bを拡大しました − 雄しべは多数、雌しべも多数
18.3.23 撮影

【C花被は萼と花冠の区別があり、萼は3枚、小さく、
18.3.23 撮影

【Cを拡大しました − よく似たコブシとは、花の下に小さな葉がつかない点で区別する
18.3.23 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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