タマガヤツリ Cyperus difformis〈玉蚊帳吊〉
(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は 7〜10月。
花序が丸いことによる。
田の畦や溝のふちなどにごく普通に生える高さ15-40cmの1年草。
葉は幅2-5mmの線形で茎より短い。葉鞘は黄褐色。
茎の先に葉と同形の苞が2〜3個あり、その間から1〜6個の枝を出し、
多数の小穂が球形に集まった直径約1cmの花穂をつける。
小穂は長さ0.3-1cmの扁平な線形で、10〜20個の小花が2列に並んでつく。
鱗片は倒卵形、黒褐色を帯びる。
柱頭は3個。
果実は3稜のある倒卵形で、鱗片とほぼ同長。
【A茎の先に葉と同形の苞が2〜3個あり、その間から1〜6個の枝を出し】
16.8.17 撮影
【B多数の小穂が球形に集まった直径約1cmの花穂をつける】
16.8.17 撮影
【Bを拡大しました − 小穂は長さ0.3-1cmの扁平な線形で、10〜20個の小花が2列に並んでつく】
16.8.17 撮影
【C − Bの右手前の花序を − 鱗片は黒褐色を帯びる】
16.8.17 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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