2016年 8月17日  タマガヤツリ



【@水田の一角で群生している姿をよく見かけるのに、秋吉台日記には初登場】
16.8.17 撮影

          タマガヤツリ Cyperus difformis〈玉蚊帳吊〉
                        (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は 7〜10月。
        花序が丸いことによる。
        田の畦や溝のふちなどにごく普通に生える高さ15-40cmの1年草。
        葉は幅2-5mmの線形で茎より短い。葉鞘は黄褐色。
        茎の先に葉と同形の苞が2〜3個あり、その間から1〜6個の枝を出し、
        多数の小穂が球形に集まった直径約1cmの花穂をつける。
        小穂は長さ0.3-1cmの扁平な線形で、10〜20個の小花が2列に並んでつく。
        鱗片は倒卵形、黒褐色を帯びる。
        柱頭は3個。
        果実は3稜のある倒卵形で、鱗片とほぼ同長。

【A茎の先に葉と同形の苞が2〜3個あり、その間から1〜6個の枝を出し
16.8.17 撮影
                                 
【B多数の小穂が球形に集まった直径約1cmの花穂をつける
16.8.17 撮影

【Bを拡大しました − 小穂は長さ0.3-1cmの扁平な線形で、10〜20個の小花が2列に並んでつく
16.8.17 撮影

【C − Bの右手前の花序を − 鱗片は黒褐色を帯びる
16.8.17 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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