オランダハッカ Mentha spicata L.〈阿蘭陀薄荷/別名ミドリハッカ〉
(シソ科 ハッカ属) 花期は 7〜9月。
市街地の道端などに生える多年草。ヨーロッパ原産。
全体ほぼ無毛で強いハッカ臭がある。
茎は断面が四角形で、直立してよく分岐し、高さ80cmほどになる。
葉は無柄で対生する。
葉身は長楕円形で、基部は心臓形、縁には鋸歯があって、表面は縮緬状となる。
夏に茎の先端に穂状の花序を出し、
淡紅色〜白色の4深裂した管状の小さな花を輪生状に密生してつける。
雄しべは4本、花筒より長く飛び出る。
【@を拡大しました − 『秋吉台で出会った花』に載せていない外来種はひどい扱いです】
16.8.18 撮影
【A毛の様子を撮りました】
16.8.18 撮影
【Aを拡大しました − 茎】
16.8.18 撮影
【Aを拡大しました − 葉の裏面】
16.8.18 撮影
【B − @の左下方の花序 − 淡紅色〜白色の4深裂した管状の小さな花を輪生状に密生してつける】
16.8.18 撮影
「雄しべは4本、花筒より長く飛び出る」
オランダハッカは「全体ほぼ無毛」か、図鑑によっては「全体無毛」とありますが、
私が見ているのはかなり毛深いです。
が、図鑑で一番近いのがオランダハッカのため、このまま記録しておくことにしました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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