2012年10月10日、門田裕一先生はアキヨシアザミ調査のあと、
イズモアザミ・チョウシュウアザミを確認され、次にご案内したアザミを
「12列!うーん」と考え込まれ、「新種かも。好きな仮称をつけて良いですよ」。
この辺りに点々と生えていますが、門田先生は「狭い範囲の分布でしょう」と、
標本を持ち帰られました。
国内に約150種確認されているアザミなのか、新種なのか。
あれから2年が経ちました。
タコサンアザミは、仮称のままで終わってしまうかもしれませんが、夢を持ち続けましょう。
【@を拡大しました】
14.10.21 撮影
【A − @の頭花を − 「総苞片は12列」とのことですが】
14.10.21 撮影
【Aを拡大しました − 総苞片に腺体とクモ毛が確認できます】
14.10.21 撮影
【B 別の個体 − 刈られたためか、草丈が40cmほどです】
14.10.21 撮影
【C − Bの頭花を】
14.10.21 撮影
【Cを拡大しました】
14.10.21 撮影
タコサンアザミ(仮称)の花番号は、考えた末にチョウシュウアザミと同じ『1339』にしています。
門田先生がアザミとヤサカブシの調査に来県されたのは2012年10月でした。
随分昔のことのような気がしますが、2年前のことだったのですね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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