タケニグサ Macleaya cordata〈竹似草/別名チャンパギク〉 (ケシ科 タケニグサ属) 花期は 6〜7月。 茎が中空で竹に似ているからといわれる。 別名のチャンパギクは占城菊と書き、 インドシナの占城から渡来したと考えられたことによる。
茎や葉を切ると出る黄色の乳液は有毒で、害虫の駆除に用いた。
日本では雑草だが、欧米では園芸植物として愛好されている。 日当たりの良い荒れ地や道ばたなどに多い高さ1-2mの多年草。 全体に粉白を帯びる。
葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け、裏面にはふつう細毛が密生する。
茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける。
花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる。
雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状。
刮ハは長さ約2.5cm。平たい。
花期:7〜8月 分布:本、四、九
− 「野に咲く花」 − |
【@を拡大しました − 葉は長さ10-30cmで、菊の葉のように裂け】
21.6.26 撮影
【@を拡大しました −茎の先に大きな円錐花序を作り、白い花を多数つける】
21.6 26 撮影
【A近寄って花序を】
21.6.26 撮影
【Aを拡大しました −花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちる】
21.6.26 撮影
【Aを拡大しました −雄しべは多数あり、葯は線形で、花糸は糸状】
21.6.26 撮影
「刮ハは長さ約2.5cm。平たい」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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